用語集
1
A
B
C
Canvas API
HTML5 の canvas 要素を通じてブラウザー上でピクセル単位の描画や画像操作を行うための JavaScript API。
CDN
世界各地に分散配置されたサーバー群からコンテンツを配信するネットワーク。ユーザーに最も近いサーバーから画像を配信し、表示速度を向上させる。
CMYK
シアン (Cyan)、マゼンタ (Magenta)、イエロー (Yellow)、墨 (Key/Black) の 4 色インクで色を表現する減法混色モデル。商業印刷の標準として広く使用される。
CNN
畳み込みニューラルネットワーク。畳み込み層とプーリング層で画像の空間的特徴を階層的に抽出し、画像認識の標準アーキテクチャとなった深層学習モデル。
D
E
G
H
Harris コーナー検出
画像中のコーナー (角点) を検出するアルゴリズム。局所的な輝度勾配の自己相関行列の固有値を解析し、2 方向に大きな変化がある点をコーナーとして抽出する。
HDR 写真
露出の異なる複数枚の写真を合成し、明暗差の大きいシーンを白飛びや黒潰れなく表現する撮影 / 合成技法。
HEIC
Apple が採用した高効率画像コンテナ形式。HEVC コーデックにより JPEG の約半分のファイルサイズで同等画質を実現する。
HSV
色相 (Hue) / 彩度 (Saturation) / 明度 (Value) の 3 軸で色を表現するカラーモデル。人間の色知覚に近い直感的な操作が可能で、カラーピッカーや色調補正に広く使われる。
I
J
L
O
P
Q
R
RANSAC
Random Sample Consensus の略。外れ値を含むデータからモデルパラメーターを頑健に推定する反復アルゴリズム。画像のホモグラフィ推定や 3D 点群のフィッティングに不可欠な手法である。
RAW
デジタルカメラのイメージセンサーが記録した未処理データ。現像ソフトウェアで露出やホワイトバランスを後から自在に調整できる。
RAW 形式
カメラのイメージセンサーが記録した生データをそのまま保存するファイル形式。後から自由に現像および補正できる。
RGB
赤 (Red) / 緑 (Green) / 青 (Blue) の光の三原色を混合して色を表現する加法混色モデル。ディスプレイ、カメラ、Web コンテンツの色表現の基盤となっている。
S
Shift_JIS
JIS X 0208 の漢字や仮名を 2 バイトで表す日本語の文字コードで、Windows では NEC と IBM の拡張を加えた cp932 として使われる。
SIFT
Scale-Invariant Feature Transform の略。画像のスケール変化や回転に対して不変な局所特徴量を抽出するアルゴリズムで、画像マッチングの基盤技術として広く利用される。
SNS 画像サイズ
各 SNS プラットフォームが推奨する画像の解像度とアスペクト比。適切なサイズで投稿することで表示品質を最大化できる。
srcset
HTML の img 要素で複数の画像候補を指定する属性。ブラウザーがデバイスの条件に応じて最適な画像を自動選択する仕組みを提供する。
SVG
XML ベースのベクター画像形式。解像度に依存せず拡大または縮小しても劣化しないため、アイコンやロゴ、チャートに最適である。
T
W
Z
ア
赤目補正
フラッシュ撮影で瞳が赤く写る現象を検出し、自然な瞳の色に修正する処理。
明るさ調整
画像全体の明暗を変更する処理。暗すぎる写真を明るくしたり、白飛びを抑えたりする。
アスペクト比
画像や映像の横幅と高さの比率を表す値。16:9 や 4:3 で表記され、リサイズやトリミング時の形状維持に不可欠な基本概念。
圧縮率
元データに対する圧縮後データのサイズ比率。値が高いほどファイルサイズが小さくなるが、非可逆圧縮では画質劣化を伴う。
アップサンプリング
低解像度の画像や信号を高解像度に変換する処理。ピクセル数を増やし、補間やディープラーニングによって欠落した情報を推定および復元する技術である。
アップロード
手元のデバイスからサーバーやクラウドにファイルを送信する操作。
アテンション機構
入力データの各部分に対する重要度 (注意の重み) を動的に計算し、関連性の高い情報に集中して処理を行うニューラルネットワークの仕組み。
アフィン変換
平行移動、回転、拡大縮小、せん断を組み合わせた線形変換。平行線を保存しつつ画像の幾何学的変形を行う基本操作。
アルファチャンネル
画像の各ピクセルに透明度情報を格納するデータチャンネル。PNG や WebP で半透明やエッジの滑らかな切り抜きを実現する。
アンシャープマスク
ぼかし画像との差分を利用してエッジを強調し、見かけ上のシャープネスを向上させる画像処理技法。
アンチエイリアス
画像やテキストの斜線 / 曲線部分に生じるジャギー (階段状のギザギザ) を、中間色の補間で滑らかに見せる描画技術。
アンビエントオクルージョン
環境光が遮蔽される度合いをシミュレーションし、物体の隙間や角に自然な陰影を付加するレンダリング技術。接触面や凹部が暗くなることでリアルな奥行き感を生む。
一括処理
複数の画像ファイルに対して同一の操作 (リサイズ、圧縮、変換など) をまとめて適用する処理方式。
イメージマップ
1 枚の画像内に複数のクリック可能な領域を設定し、それぞれ異なるリンク先を割り当てる HTML 技術。
色空間
色を数値で表現するための座標系。sRGB、Display P3、Adobe RGB など用途に応じた複数の規格が存在する。
色収差
レンズが光の波長ごとに異なる屈折率を持つことで、色ずれやフリンジが発生する光学的欠陥。軸上色収差と倍率色収差の 2 種類に大別される。
色深度
1 ピクセルあたりの色情報量を表現するビット数。ビット数が多いほど滑らかなグラデーション描画と広い階調範囲を再現できる。
ウェーブレット
画像を空間と周波数の両方の情報を保持したまま多重解像度に分解する手法。JPEG 2000 の圧縮基盤であり、ノイズ除去にも有効。
ウォーターマーク
著作権保護や出所明示のために画像に重ねて表示する半透明のロゴ / テキスト。電子透かしとも呼ばれる。
エポック
訓練データセット全体を 1 回通して学習する単位。モデルの学習進捗や収束状況を測る基本的な指標として使用される。
エンコーダーデコーダー
入力データを低次元の潜在表現に圧縮するエンコーダーと、その潜在表現から出力を復元するデコーダーで構成されるニューラルネットワークアーキテクチャ。
オプティカルフロー
連続するフレーム間で各ピクセルの見かけの動きをベクトル場として表現する手法。動画解析、動体検出、映像安定化などの基盤技術である。
カ
カーネル
畳み込み演算で使用する小さな数値行列。フィルタの種類 (ぼかし、エッジ検出等) はカーネルの値によって決定される。
解像度
画像の精細さを示す指標。ピクセル寸法 (幅 x 高さ) と密度 (PPI/DPI) の 2 つの意味で使われ、用途により使い分ける。
回転
画像を指定した角度で回転させる処理。90 度単位の回転や任意角度の回転がある。
ガウシアンぼかし
ガウス関数に基づくカーネルで画像を畳み込み、自然で滑らかなぼかし効果を生成するフィルター処理。
過学習
モデルが訓練データに過度に適合し、未知のデータに対する予測精度 (汎化性能) が低下する現象。深層学習における主要な課題の一つ。
可逆圧縮
圧縮後のデータから元データをビット単位で完全に復元できる圧縮方式。画質を一切損なわずにファイルサイズを削減する基盤技術。
可逆圧縮
圧縮前のデータを完全に復元できる圧縮方式。画質の劣化が一切発生しないが、非可逆圧縮と比較してファイルサイズの削減率は低い。
可逆圧縮フォーマット
圧縮後も元のピクセルデータを完全に復元できる画像ファイル形式。PNG、WebP Lossless、TIFF (LZW) などが該当する。
拡散モデル
データにノイズを段階的に加える拡散過程と、そのノイズを逆方向に除去して画像を生成する逆拡散過程を組み合わせた生成モデルの一種。
影 / ドロップシャドウ
画像やテキストの背後に影を付けて立体感や奥行きを演出する視覚効果。
画質
画像の視覚的な精細さや忠実度を示す総合的な指標。解像度、色深度、圧縮率、ノイズレベルなどの要素で決まる。
画像圧縮
画像データのファイルサイズを削減する技術の総称。可逆圧縮と非可逆圧縮の 2 種類に大別される。
画像エンコーダー
生のピクセルデータを特定の画像フォーマット (JPEG、PNG、WebP など) に圧縮および変換するソフトウェアモジュール。
画像拡大
低解像度の画像をより大きなピクセル寸法に変換する処理。従来の補間法と AI ベースの超解像技術がある。
画像逆検索
画像をアップロードして、同一または類似の画像が Web 上のどこに存在するかを調べる検索手法。
画像検索
キーワードを入力して関連する画像を検索する機能。Google 画像検索が代表的なサービスである。
画像サイズ
画像の大きさを表す指標。ピクセル寸法(幅×高さ)とファイルサイズの 2 つの意味がある。
画像最適化
視覚品質を維持しながらファイルサイズを最小化する一連の技術。Web パフォーマンスと Core Web Vitals の改善に直結する。
画像スプライト
複数の小さな画像を 1 枚の画像にまとめ、CSS の background-position で表示領域を切り替える技術。HTTP リクエスト数を削減する。
画像デコーダー
圧縮された画像ファイルを読み取り、生のピクセルデータ (RGB/RGBA バッファー) に展開するソフトウェアモジュール。
画像ピラミッド
元画像を段階的に縮小して多解像度の画像群を構築するデータ構造。物体検出やテンプレートマッチングでスケール不変性を実現するために用いられる。
画像フォーマット変換
画像ファイルをある形式から別の形式に変換する処理。用途や互換性に応じて最適なフォーマットを選択するために行う。
画像分類
入力画像全体を事前に定義されたカテゴリのいずれかに割り当てるコンピュータビジョンの基本タスク。深層学習の発展を牽引した中心的な問題である。
画像編集ソフト
写真や画像の色調補正、トリミング、合成、レタッチなどの加工を行うためのアプリケーション。
活性化関数
ニューラルネットワークの各ニューロンに非線形性を導入する関数。線形変換の繰り返しでは表現できない複雑なパターンの学習を可能にする。
角丸
画像や UI 要素の四隅を丸くする装飾処理。柔らかく親しみやすい印象を与えるデザイン手法。
画面録画
パソコンやスマートフォンの画面操作を動画として記録する機能。チュートリアルや操作説明の作成に活用される。
カラーグレーディング
映像や写真の色調を意図的に操作し、特定の雰囲気や感情表現を作り出すクリエイティブな色彩処理。カラーコレクション (色補正) の後工程として行われる。
カラーピッカー
画像やカラーパレットから任意の色を選択および取得するためのインターフェースまたはツール。
カラープロファイル
デバイスや色空間の色再現特性を記述したデータファイル。異なるデバイス間で一貫した色表示を実現するために使用される。
カラーモデル
色を数値的に表現するための数学的な体系。RGB、CMYK、HSV など目的に応じた複数のモデルが存在し、デジタル画像処理や印刷で使い分けられる。
ガンマ
入力信号と出力輝度の非線形な関係を表す指数値。ガンマ補正により人間の視覚特性に合わせた自然な明暗表現を実現する。
キーイング
映像や画像から特定の要素を抽出するためにマスク (キー信号) を生成する処理の総称。色差キー、輝度キー、差分キーなど複数の手法が存在する。
輝度
画像の各ピクセルが持つ明るさの度合い。ディスプレイの発光強度や画像処理での明暗調整に用いられる基本的な物理量。
逆光
被写体の背後から光が差している撮影条件。被写体が暗く写りやすい。
キャッシュバスティング
ファイル更新時にブラウザーや CDN のキャッシュを確実に無効化し、最新版を配信するための技術。ファイル名やクエリパラメーターにバージョン情報を付与する。
クライアントサイド処理
画像処理をサーバーに送信せず、ユーザーのブラウザー (クライアント) 上で完結させる実行方式。プライバシーと速度に優れる。
グラデーション
2 色以上の色が滑らかに変化する色の遷移表現。線形、放射状、円錐形などの種類があり、背景やマスクに活用される。
グラデーション
2 つ以上の色が滑らかに変化する表現。背景やオーバーレイとして広く使われる。
クリエイティブ・コモンズ
著作物の利用条件を標準化されたライセンスで明示する仕組み。画像素材の利用範囲を簡潔に示す。
クリッピングパス
ベクターパスで画像の表示領域を定義し、パス外の部分を非表示にする切り抜き手法。印刷や Web の両方で使用される。
クリップアート
文書やプレゼンテーションに挿入して使う、あらかじめ用意されたイラストや図形の素材集。
グレースケール
色情報を持たず、黒から白までの明暗だけで表現された画像形式。モノクロとも呼ばれる。
クロマキー
特定の色 (グリーンやブルーなど) を透明として扱い、背景を別の映像に差し替える合成技術。映画や放送の VFX で使われる。
クロマサブサンプリング
人間の視覚が色差情報より輝度情報に敏感である特性を利用し、色差チャンネルの解像度を間引いてデータ量を削減する技術。
誤差逆伝播法
ニューラルネットワークの出力誤差を出力層から入力層へ逆方向に伝播させ、各パラメーターの勾配を効率的に計算するアルゴリズム。
コラージュ
複数の写真や画像を 1 枚のキャンバスに配置および組み合わせて新しい作品を作る手法。
コントラスト
画像内の最も明るい部分と最も暗い部分の輝度差、またはその差の知覚的な強さ。画像の立体感や視認性を左右する重要な要素。
コンポジット
複数の画像 / 映像素材を重ね合わせて 1 つの最終画像を生成する工程。レイヤー合成、マスク処理、色補正などを組み合わせて自然な仕上がりを実現する。
サ
彩度
色の鮮やかさ / 純度を表す属性。彩度が高いほど色が鮮明で、低いほど灰色に近づき、ゼロで完全な無彩色 (グレー) となる。
サムネイル
画像の縮小版。一覧表示やプレビュー用に使われる小さな画像のこと。
閾値
画像処理でピクセル値を 2 値 (白黒) や複数クラスに分類する際の境界となる基準値。二値化やセグメンテーションの基盤。
色相
赤 / 橙 / 黄 / 緑 / 青 / 紫といった色の種類を角度 (0-360 度) で表す属性。色相環上の位置によって色の基本的な性質が決まる。
色調補正
画像の色味を調整して、自然な色合いや意図した雰囲気に仕上げる処理の総称。
視差マップ
ステレオ画像ペアの対応点間の水平方向のずれ (視差) を画素ごとに記録した画像。視差値から三角測量により奥行きを算出でき、3D 復元の中間表現として用いられる。
シャープネス
画像内のエッジ (境界) における明暗の変化の急峻さ。シャープネスが高いほど輪郭が明瞭で、細部がくっきりと知覚される。
写真レタッチ
撮影後の写真に対して不要物の除去、肌の補正、色味の調整などを施し、仕上がりを向上させる後処理作業。
証明写真
パスポート、履歴書、各種申請書に使用する規格に準拠した人物写真。サイズ / 背景色 / 顔の比率に厳密な基準がある。
推論
学習済みモデルに新しいデータを入力し、予測結果を出力するプロセス。学習 (訓練) とは異なり、パラメータの更新は行わない。
スキップ接続
ニューラルネットワークの層を飛び越えて入力を直接後段に加算する接続構造。勾配消失を緩和し、深いネットワークの学習を安定させる。
スクリーンショット
パソコンやスマートフォンの画面表示をそのまま画像として保存する機能。略して「スクショ」とも呼ばれる。
スケール空間
画像をさまざまなスケール (粗さ) で表現する連続的な枠組み。ガウシアンぼかしのパラメーター σ を変化させることで、異なる解像度での画像構造を統一的に解析できる。
ステレオマッチング
左右 2 台のカメラで撮影した画像ペアから、対応する画素を見つけて奥行き情報を復元する技術。自動運転やロボットビジョンにおける 3D 計測の基盤手法である。
ストックフォト
商用利用可能な写真やイラストをライセンス購入またはフリーダウンロードできる素材サービス。
スペキュラーマップ
3D モデル表面の鏡面反射 (スペキュラー) の強度や色をピクセル単位で制御するテクスチャ。光沢のある部分とマットな部分を 1 枚のマップで表現し、リアルな質感を実現する。
正則化
モデルの複雑さにペナルティを課すことで過学習を抑制し、汎化性能を向上させる手法の総称。重み減衰やドロップアウトが代表例。
セグメンテーション
画像を意味のある領域 (物体、背景、部位など) に分割する処理。ピクセル単位で各領域にラベルを割り当てる画像解析の中核技術。
潜在空間
高次元のデータを低次元に圧縮した表現空間。オートエンコーダや GAN などの生成モデルが、データの本質的な特徴を捉えた内部表現として利用する。
選択範囲
画像の一部を指定して、その領域だけに編集を適用するための範囲指定機能。
タ
代替テキスト
画像が表示できない場合やスクリーンリーダー使用時に、画像の内容を説明するテキスト。HTML の alt 属性で指定する。
ダイナミックレンジ
画像やデバイスが表現できる最も暗い部分と最も明るい部分の輝度比。ダイナミックレンジが広いほど、明暗差の大きなシーンを白飛びや黒つぶれなく記録および表示できる。
ダウンサンプリング
高解像度の画像や信号を低解像度に変換する処理。ピクセル数を削減しつつ、エイリアシングを防ぎ視覚的品質を維持するためのフィルタリング技術が重要となる。
ダウンロード
サーバーやクラウドから手元のデバイスにファイルを受信および保存する操作。
畳み込み
カーネル (小行列) を画像上でスライドさせ、各位置で加重和を計算する画像処理の基本演算。ぼかし、エッジ検出、シャープ化の基盤。
遅延読み込み
ビューポート外の画像を初期読み込み時にはロードせず、スクロールで表示領域に近づいた時点で読み込む技術。初期表示速度を大幅に改善する。
超解像
深層学習を用いて低解像度画像から高解像度画像を推定および生成する技術。元画像に存在しないディテールを復元する。
ディスプレイスメントマップ
グレースケール画像の明暗値に基づいてメッシュの頂点を実際に移動させ、ポリゴンレベルで本物の凹凸を生成するテクスチャ技術。シルエットにも凹凸が反映される。
データ拡張
学習データに回転 / 反転 / 色変換などの変換を適用して擬似的にデータ量を増やし、モデルの汎化性能を向上させる手法。
テキストオーバーレイ
画像の上にテキスト (文字) を重ねて配置する加工手法。サムネイル作成やバナー制作で多用される。
テクスチャマッピング
3D モデルの表面に 2D 画像 (テクスチャ) を貼り付けて質感や模様を表現する技術。UV 座標系を用いてポリゴンとテクスチャの対応関係を定義する。
手ブレ
撮影時にカメラが動いてしまい、画像全体が一方向にぶれて写る現象。
転移学習
大規模データセットで事前学習したモデルの知識を、別のタスクやドメインに転用する機械学習の手法。少量のデータでも高精度なモデルを構築できる。
点群
3D 空間内の多数の点の座標 (x, y, z) を集めたデータ形式。LiDAR やステレオカメラで取得され、3D モデリング、自動運転、測量などの基盤データとして利用される。
透過
画像の一部を透明にする機能。背景を透過させたロゴやアイコンの作成、画像合成の基盤として不可欠な概念である。
トーンカーブ
入力輝度値と出力輝度値の対応関係をグラフで表現した曲線。画像の明暗やコントラストを精密に制御する最も強力な色調補正ツールである。
特徴点
画像中のコーナーやエッジ交差点など、周囲と明確に区別できる局所的な点。画像マッチングや物体追跡の基盤となる。
ドラッグ & ドロップ
ファイルをマウスで掴んでブラウザーの指定領域に落とすことで、ファイル選択ダイアログを経由せずに画像を読み込む UI パターン。
トリミング
画像の不要な部分を除去し、必要な領域だけを切り出す加工処理。構図の改善やアスペクト比の調整に用いる。
ドロップアウト
学習時にニューロンの一部をランダムに無効化することで、特定のニューロンへの過度な依存を防ぎ、過学習を抑制する正則化手法。
ナ
ハ
背景除去
画像から前景の被写体を自動的に切り抜き、背景を透明または別の色に置き換える処理技術。
背景ぼかし
被写体を際立たせるために背景部分にぼかし効果を適用する画像処理。ポートレートモードとも呼ばれる。
白色点
色空間において「白」と定義される基準色の色度座標。光源の色温度に対応し、ホワイトバランスやカラーマネジメントの基準点として機能する。
肌補正
ポートレート写真において、ニキビ / シミ / 毛穴などの肌の気になる部分を目立たなくする画像処理。
バッチ処理
複数の画像に対して同一の処理を一括で適用する手法。リサイズ、圧縮、フォーマット変換などを大量のファイルに効率的に実行できる。
バッチ正規化
ミニバッチ単位で各層の入力を正規化し、学習の安定化と高速化を実現するニューラルネットワークの手法。
パノラマ
複数の写真を横方向に繋ぎ合わせて作成する、広い視野角を持つ横長の画像。風景撮影やインテリア撮影で活用される。
反転
画像を水平方向または垂直方向に鏡像のように裏返す処理。左右反転と上下反転がある。
バンプマップ
グレースケール画像の明暗差から擬似的な法線の傾きを計算し、ポリゴン表面に凹凸感を与えるシェーディング技術。ジオメトリは変形せず、陰影のみで立体感を演出する。
非可逆圧縮
元データを完全には復元できない圧縮方式。人間の知覚特性を利用して冗長な情報を削除し、高い圧縮率を実現する画像圧縮の基盤技術。
非可逆圧縮
人間の知覚に影響しにくい情報を破棄してファイルサイズを大幅に削減する圧縮方式。圧縮後のデータから元データを完全に復元することはできない。
ピクセル
デジタル画像を構成する最小の単位 (画素)。各ピクセルが色情報を保持し、その集合体としてディスプレイ上に画像全体が描画される。
被写界深度
ピントが合って見える奥行き方向の範囲。絞り値、焦点距離、被写体距離の 3 要素で決まり、浅い被写界深度は背景ボケを、深い被写界深度はパンフォーカスを生む。
ヒストグラム
画像内の各輝度値 (または色値) に属するピクセル数の分布をグラフ化したもの。露出やコントラストの客観的な評価に用いる。
ビット深度
1 ピクセルあたりの色情報を表現するために使用されるビット数。値が大きいほど多くの色を表現でき、グラデーションが滑らかになる。
ビネット
画像の周辺部が中央部に比べて暗くなる現象。レンズの光学特性に起因する自然ビネットと、意図的に適用する芸術的ビネットの 2 種類がある。
ビフォーアフター
加工前と加工後の画像を並べて比較表示する手法。レタッチの効果やツールの性能を視覚的に伝える。
ピント
レンズの焦点が被写体に正しく合っている状態。ピントが合うと被写体がくっきり写る。
ファイル拡張子
ファイル名の末尾に付くドット以降の文字列。ファイルの種類を識別するために使われる。
ファイルサイズ
画像ファイルがストレージ上で占めるデータ量。バイト (B)、キロバイト (KB)、メガバイト (MB) で表される。
ファイルフォーマット
画像データの保存形式を定める規格。圧縮方式、色深度、メタデータの格納方法などがフォーマットごとに異なる。
ファビコン
Web ブラウザーのタブやブックマークに表示される小さなアイコン画像。サイトのブランド認知に貢献する。
フィルター
画像に特定の効果を適用する処理の総称。ぼかし、シャープ、セピアなど多様な種類がある。
フーリエ変換
画像を空間周波数成分に分解する数学的手法。低周波は滑らかな領域、高周波はエッジやノイズに対応し、周波数フィルタリングの基盤となる。
プーリング
特徴マップの空間解像度を縮小し、計算量を削減しつつ位置ずれに対する頑健性を高めるダウンサンプリング操作。
物体検出
画像内に存在する物体の位置 (バウンディングボックス) とカテゴリを同時に推定するコンピュータビジョンのタスク。
不透明度
レイヤーや要素がどの程度背景を遮蔽するかを示す値。0% で完全透明、100% で完全不透明となる。
プレビュー
編集結果や出力結果を確定前に確認するための仮表示機能。
ブレンドモード
2 つのレイヤーのピクセル値を数学的に合成する方法。乗算、スクリーン、オーバーレイなど多数のモードが存在する。
プログレッシブ JPEG
画像全体を低解像度から段階的に表示する JPEG のエンコード方式。読み込み途中でも全体像が把握でき、体感速度が向上する。
ベクター画像
数学的な座標 / 曲線 / 塗りの情報で図形を定義する画像形式。拡大縮小しても画質が劣化しない特性を持つ。
ベジェ曲線
制御点によって形状が決まる滑らかな数学的曲線。フォント、ベクターグラフィックス、アニメーションの基盤技術。
補間法
画像の拡大 / 縮小 / 回転時に、既存ピクセルから新しいピクセル値を推定する数学的手法。品質と処理速度のトレードオフがある。
ボクセル
3D 空間を規則的な格子状に分割した際の最小単位 (体積要素)。2D 画像におけるピクセルの 3D 版であり、医療画像、3D モデリング、ゲームなどで空間データを離散的に表現する。
ボケ
被写界深度外の領域に生じるぼけの美的品質を指す用語。日本語の「ボケ」がそのまま国際的な写真用語として定着した。レンズの光学特性によりボケ味が異なる。
ホモグラフィ
2 つの平面間の射影変換を表す 3×3 行列。パノラマ合成、射影補正、AR マーカー認識などで画像間の幾何学的対応を記述する。
ホワイトバランス
光源の色温度に応じて白が白く見えるように色味を調整するカメラの機能および画像処理。
マ
マスク
画像の特定領域の表示 / 非表示をグレースケール値で制御する仕組み。非破壊編集の基盤となるレイヤーマスクが代表的。
ミップマップ
テクスチャの縮小表示時に発生するエイリアシングを防ぐため、あらかじめ複数の解像度レベルを事前計算して格納するデータ構造。GPU がリアルタイムに適切なレベルを選択する。
メガピクセル
100 万画素を表す単位。カメラの撮像素子が記録できる総画素数を示す指標。
メタデータ
画像ファイルに埋め込まれた撮影情報や著作権情報などの付加データ。Exif、IPTC、XMP などの規格がある。
モーションブラー
カメラのシャッターが開いている間に被写体またはカメラ自体が移動することで生じる像のぶれ。動きの方向に沿ったストリーク状のぼけとして現れる。
モザイクフィルター
画像の指定領域をブロック状に平均化し、詳細を隠す画像処理フィルター。プライバシー保護や情報秘匿に広く利用される。
元に戻す / やり直し
直前の操作を取り消す(元に戻す)機能と、取り消した操作を再実行する(やり直し)機能。
ラ
ラスター画像
ピクセル (画素) の格子状配列で構成されるデジタル画像形式。写真やグラデーションなど連続的な色調の表現に適している。
リサイズ
画像のピクセル寸法を変更する処理。拡大 / 縮小いずれの場合も補間アルゴリズムによって新しいピクセル値が算出される。
量子化
モデルの重みや活性化値を低ビット精度 (INT8 など) で表現することで、推論速度の向上とメモリ使用量の削減を実現する最適化手法。
レイトレーシング
カメラから各ピクセルに向けて光線 (レイ) を追跡し、反射 / 屈折 / 影を物理的に正確にシミュレーションするレンダリング手法。フォトリアルな画像生成の基盤技術である。
レイヤー
画像を複数の透明なシートに分けて重ねる仕組み。各層を独立して編集できる。
レスポンシブ画像
デバイスの画面サイズや解像度に応じて最適なサイズ / フォーマットの画像を配信する技術。不要に大きな画像の転送を防ぎ、パフォーマンスを向上させる。
レンズ歪み
レンズの光学特性により直線が曲線として写る幾何学的な歪み。樽型歪曲と糸巻き型歪曲の 2 種類が代表的で、広角レンズほど顕著に現れる。
露出
カメラのセンサーに当たる光の量。絞り / シャッタースピード / ISO 感度の 3 要素で決まる。
ロトスコープ
映像のフレームごとに手動または半自動でマスクの輪郭を描き、被写体を背景から切り離す技術。キーイングが困難な素材に対する最終手段として使用される。