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HDR 写真

読み: えいちでぃーあーるしゃしん

露出の異なる複数枚の写真を合成し、明暗差の大きいシーンを白飛びや黒潰れなく表現する撮影・合成技法。

HDR (High Dynamic Range) 写真とは、明るい部分と暗い部分の差が大きいシーンを、人間の目で見たときに近い自然な明暗で再現する技法である。通常の撮影では逆光時に空が白飛びしたり、室内から窓の外が真っ白になったりするが、HDR 合成を使えばこれらを同時に適正露出で表現できる。

基本的な仕組みは、露出を変えた 3 枚以上の写真 (アンダー・適正・オーバー) を撮影し、各写真の最も良い部分を合成するというものである。スマートフォンでは自動で複数枚を撮影・合成する機能が標準搭載されている。合成後の画像はダイナミックレンジが広く、暗部のディテールと明部の階調を両立できる。

HDR 画像は情報量が多いためファイルサイズが大きくなりがちである。Web 掲載時は画像圧縮ツールで適切に軽量化し、表示速度を維持することが望ましい。過度な HDR 処理は不自然な仕上がりになるため、トーンカーブで微調整して自然さを保つのがコツである。

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