背景ぼかし
読み: はいけいぼかし
被写体を際立たせるために背景部分にぼかし効果を適用する画像処理。ポートレートモードとも呼ばれる。
背景ぼかしとは、写真の主要な被写体はシャープに保ちつつ、背景部分にぼかし (ブラー) を適用して被写体を際立たせる画像処理技法である。一眼レフカメラで絞りを開放して撮影した際に得られるボケ効果を、ソフトウェア的に再現するものである。
スマートフォンのポートレートモードでは、デュアルカメラや深度センサーで被写体と背景を分離し、背景にのみガウシアンブラーを適用する。この処理により、コンパクトなスマートフォンでも一眼レフのような奥行き感のある写真が撮影できる。ぼかしの強さは f 値 (絞り値) のシミュレーションとして調整可能な機種が多い。
撮影後に背景をぼかしたい場合は、背景除去ツールで被写体を切り抜き、別途ぼかした背景と合成する方法がある。また、被写界深度の概念を理解しておくと、より自然なぼかし効果を再現できる。