プログレッシブ JPEG
読み: ぷろぐれっしぶじぇーぺぐ
画像全体を低解像度から段階的に表示する JPEG のエンコード方式。読み込み途中でも全体像が把握でき、体感速度が向上する。
プログレッシブ JPEG は、画像データを複数のスキャン (パス) に分割してエンコードする方式である。通常の JPEG (ベースライン) が上から下へ 1 行ずつ表示されるのに対し、プログレッシブ方式では最初に画像全体のぼやけたプレビューが表示され、スキャンが進むにつれて徐々に鮮明になる。
低速回線やモバイル環境では、ユーザーが画像の全体像を早期に把握できるため体感的な読み込み速度が向上する。ファイルサイズは通常の JPEG と同等か、10 KB 以上の画像ではわずかに小さくなる傾向がある。ただしデコード時に画像全体をメモリに保持する必要があり、メモリ消費量はベースラインより大きい。
画像圧縮ツールではプログレッシブ出力オプションを提供しており、Web 配信用の画像最適化の一環として活用できる。Google の PageSpeed Insights もプログレッシブ JPEG の使用を推奨している。