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クロマキー

読み: くろまきー

特定の色 (通常はグリーンまたはブルー) を透明として扱い、背景を別の映像に差し替える合成技術。映画や放送の VFX で広く使用される。

クロマキー (Chroma Key) は、映像や画像の特定色域を検出して透明化し、別の背景素材と合成する技術である。「クロマ」は色を意味し、色情報をキー信号として利用することからこの名称がついた。テレビの天気予報やニュース番組、映画の VFX シーンなど、映像制作の現場で不可欠な技術となっている。

グリーンバック (グリーンスクリーン) が最も一般的に使用される理由は、人間の肌色と補色関係にあり、肌や衣服との色被りが少ないためである。ブルーバックは夜間シーンや暗い映像で使われることが多い。

デジタル処理では HSV 色空間や YCbCr 色空間に変換してからキーイングを行うことで、照明変動に対するロバスト性が向上する。近年は深層学習ベースのマッティング技術が台頭し、グリーンバックなしでも高精度な前景分離が可能になりつつあるが、制御された撮影環境ではクロマキーが依然として最も信頼性の高い手法である。

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