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アンシャープマスク

読み: あんしゃーぷますく

ぼかし画像との差分を利用してエッジを強調し、見かけ上のシャープネスを向上させる画像処理技法。

アンシャープマスク (Unsharp Mask, USM) は、元画像からガウシアンぼかしを適用したコピーを減算し、得られたエッジ成分を元画像に加算することでシャープネスを高める技法である。名称の「アンシャープ」はぼかし画像を使う工程に由来し、結果としてはシャープ化が行われる。

パラメータは 3 つある。量 (Amount) はエッジ強調の強さで 50-200% が一般的、半径 (Radius) はぼかしの範囲で 0.5-3.0 ピクセル程度、しきい値 (Threshold) はノイズを拾わないための下限値で 0-10 レベルに設定する。半径を大きくしすぎるとハロー (白い縁取り) が目立つため注意が必要である。

デジタルカメラの RAW 現像やスキャン画像の後処理で標準的に使われる。Web 向け画像では、圧縮前に軽度の USM を適用することで、圧縮によるディテール損失を補い、表示品質を維持できる。

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