ベクター画像

読み: べくたーがぞう

数学的な座標 / 曲線 / 塗りの情報で図形を定義する画像形式。拡大縮小しても画質が劣化しない特性を持つ。

ベクター画像は、点 (アンカーポイント)、線 (パス)、曲線 (ベジェ曲線)、塗り (フィル) といった数学的なオブジェクトの集合として画像を記述する形式である。ラスター画像がピクセルの集合であるのに対し、ベクター画像は描画命令の集合であるため、パスで描いた図形の輪郭は任意の倍率に拡大または縮小しても滑らかなまま保たれる。企業ロゴ、アイコン、地図、テクニカルイラストなど、明確な輪郭を持つグラフィックに向く。

Web 開発において SVG はインラインで HTML に埋め込むことができ、CSS でスタイルを変更したり JavaScript でアニメーションを制御したりできる。<path> 要素の d 属性にはベジェ曲線の制御点などが記述されており、stroke-dasharray と stroke-dashoffset を組み合わせた線描アニメーションや、D3.js によるデータビジュアライゼーションなど、インタラクティブな表現に使われる。

関連用語

関連記事