解像度
読み: かいぞうど
画像の精細さを示す指標。ピクセル寸法 (幅 x 高さ) と密度 (PPI/DPI) の 2 つの意味で使われ、用途により使い分ける。
解像度は、デジタル画像の精細さを表す指標であり、文脈によって 2 つの異なる意味で使用される。1 つは画像のピクセル寸法 (例: 3840x2160 ピクセル)、もう 1 つは単位長さあたりのピクセル密度 (PPI: Pixels Per Inch、または印刷時の DPI: Dots Per Inch) である。この 2 つは独立した概念だが、しばしば混同される。
ピクセル寸法が大きいほど画像に含まれる情報量が多く、拡大やトリミングをしても細部が保たれる。一方、ピクセル密度は出力デバイスの物理的な精細さを示し、同じピクセル寸法でも高 PPI のディスプレイではより小さく鮮明に表示される。
- Web 用途: ピクセル寸法が重要。表示サイズに対して適切なピクセル数の画像を配信し、過剰なダウンロードを避ける
- 印刷用途: 300 DPI が商業印刷の標準。A4 サイズ (210x297mm) を 300 DPI で印刷するには約 2480x3508 ピクセルが必要
- Retina 対応: 2x ディスプレイでは表示サイズの 2 倍のピクセル寸法を持つ画像を用意し、
srcsetで出し分ける。3x ディスプレイも増えており、段階的な画像提供が求められる
解像度の設定ミスは実務上よくある問題である。Web 用に 72 PPI で書き出した画像を印刷に流用するとぼやけ、逆に 300 DPI の巨大画像を Web にそのまま掲載すると読み込み速度が著しく低下する。用途に応じた適切な解像度設計が、品質とパフォーマンスの両立に不可欠である。なお、画像ファイルに埋め込まれた PPI メタデータは表示サイズに影響しない点にも注意が必要である。