クロマサブサンプリング
読み: くろますぶさんぷりんぐ
人間の視覚が色差情報より輝度情報に敏感である特性を利用し、色差チャンネルの解像度を間引いてデータ量を削減する技術。
クロマサブサンプリング (Chroma Subsampling) は、YCbCr 色空間において色差成分 (Cb, Cr) の空間解像度を輝度成分 (Y) より低く設定する圧縮技術である。人間の目は輝度の変化には敏感だが色の変化には鈍感であるという視覚特性を利用している。
表記は J:a:b 形式で示される。4:4:4 は間引きなし (最高品質)、4:2:2 は水平方向を半分に間引き、4:2:0 は水平・垂直ともに半分に間引く。JPEG のデフォルトは 4:2:0 であり、4:4:4 と比較してデータ量を約 50% 削減しつつ、写真では視覚的な差異がほぼ認識されない。
ただし、テキストや細い線を含む画像では 4:2:0 で色にじみが発生する。スクリーンショットやロゴには 4:4:4 またはPNG が適している。画像圧縮ツールで JPEG 品質を調整する際、内部的にクロマサブサンプリングの設定も変化する。