JA EN

ガウシアンぼかし

読み: がうしあんぼかし

ガウス関数に基づくカーネルで画像を畳み込み、自然で滑らかなぼかし効果を生成するフィルター処理。

ガウシアンぼかし (Gaussian Blur) は、正規分布 (ガウス分布) の形状を持つ重み付きカーネルで画像を畳み込むことで、高周波成分を除去し滑らかなぼかし効果を得る処理である。標準偏差 σ の値が大きいほどぼかしが強くなり、σ = 1.0 で約 3 ピクセル、σ = 3.0 で約 9 ピクセルの範囲に影響する。

ガウシアンぼかしは 2 次元カーネルを水平・垂直の 2 回の 1 次元畳み込みに分離できるため、計算量を O(n²) から O(2n) に削減できる。この分離可能性が大きなカーネルサイズでも実用的な処理速度を実現する理由である。

用途はノイズ除去、背景のぼかし (被写界深度の模擬)、エッジ検出の前処理など多岐にわたる。CSS の filter: blur() もガウシアンぼかしを適用する。アンシャープマスクでは、元画像とガウシアンぼかし画像の差分を利用してシャープネスを強調する。

関連用語

関連記事