アンビエントオクルージョン

読み: あんびえんとおくるーじょん

環境光が遮蔽される度合いをシミュレーションし、物体の隙間や角に自然な陰影を付加するレンダリング技術。接触面や凹部が暗くなることでリアルな奥行き感を生む。

アンビエントオクルージョン (Ambient Occlusion、略称 AO) は、シーン内の各点がどの程度環境光を受けられるかを計算する技術である。物体同士が接する部分や狭い隙間では周囲からの光が遮られるため暗くなり、開けた面では明るくなる。この微妙な陰影は、空間の奥行きや物体の接地感の表現に寄与する。

ゲーム開発では、SSAO 系のリアルタイム手法とベイク済み AO マップを併用する構成が代表例として挙げられる。Unreal Engine 5 の Lumen のように、グローバルイルミネーションの計算のなかで遮蔽による減衰を扱う実装もある。AO の強度を上げすぎると隙間が不自然に暗く見えるため、強度は控えめに調整する。0.5-0.8 程度の乗算はその設定例のひとつである。

関連用語

関連記事